便器に洗浄水が流れ続けるて止まらなくなった対処方法

便器に洗浄水が流れ続けて止まらなくなった場合、その原因は通常、フラッシュバルブやフラッシュバルブのシーリングの不良、調整の問題、または浮上バルブの故障によるものです。このような問題を解決するために、以下の手順や対処法を試すことが重要です。

１. フラッシュバルブのシーリングの確認と修理
便器のタンク内にあるフラッシュバルブのシーリングを点検します。シーリングが劣化している場合や、適切に閉まっていない場合は、水が漏れてしまい流れが止まらなくなります。以下の手順でシーリングの確認と修理を行います。
●タンク内部の点検 便器のタンクを開けて、フラッシュバルブ周辺を点検します。シーリングが剥がれていないか、または劣化していないかを確認します。
●シーリングの交換 シーリングが劣化している場合は、新しいシーリングに交換します。市販の互換性のあるシーリングを使用して交換し、適切に密封します。
２. フラッシュバルブの調整
フラッシュバルブの調整が必要な場合があります。フラッシュバルブの水量や閉まるタイミングを調整することで、水の流れをコントロールし、流れが止まるようにします。
●水量の調整 フラッシュバルブに水量を調整するダイヤルやネジが付いている場合、水量を減らすように調整します。水量が多すぎるとタンクが満たされるたびにフラッシュバルブが開いてしまい、流れが止まらなくなることがあります。
●閉まるタイミングの調整 フラッシュバルブが適切なタイミングで閉まらない場合、閉まるタイミングを調整します。タンクが満たされたら自動的に閉まるようにフラッシュバルブを調整します。
３. 浮上バルブの確認と修理
便器のタンク内にある浮上バルブが故障している場合、水位が上がりすぎてしまい、フラッシュバルブが閉まらなくなることがあります。以下の手順で浮上バルブの確認と修理を行います。
●浮上バルブの点検 タンク内部を点検し、浮上バルブが正常に動作しているかを確認します。バルブが異常な動きをしている場合は、修理や交換が必要です。
●浮上バルブの調整または交換 浮上バルブの調整が可能な場合は、適切な水位に調整します。動作が不安定であれば、浮上バルブを交換してください。
４. 水道業者に相談する
上記の対処法を試しても問題が解決しない場合は、水道業者に相談することが重要です。水道修理業者やトイレの水道業者に問題を診てもらい、適切な修理や改善策を提案してもらうことが必要です。

便器に洗浄水が流れ続けて止まらなくなった場合は、水道料金の無駄だけでなく、浸水やカビの原因にもなりますので、早急な対処が必要です。